台南:デザートトマト&花園夜市に驚いた -高鐵(新幹線)で行く日帰り旅行!
■台湾の新幹線(高鐵)で台南へ!
高鐵券売機 |
座席番号は切符に書いてあるけど、一緒に決済した3枚のチケットの並びがバラバラ…出発までに払い戻ししている時間が無かったので自由席に座って行きましたww
友達家族と一緒の場合は、窓口購入がオススメ。
高鐵車内の様子 |
高鐵の切符。スッキリ見易いですね。
高鐵の切符 |
でも、「背面朝上」と書いてあるので、改札を通る時には裏面を上にして切符を入れましょう。私はこれで改札ひっかかりました(笑)
ぐっすり寝まして、定刻通り1時間45分程度で台南(沙崙車站)に到着。ただ、台南市内迄は、台鐵(台湾鉄道)か無料シャトルバスに乗る必要があります。
このバスがまた長く、1時間弱でしょうか。お急ぎの方は台鐵の方が良いかもしれません。色々なブログを読むと30分程度で台南に着くらしいので。
参考リンク:ブログ「気分は台湾」さんの「高鐵台南駅から台南市内へ…。」
■福記肉圓で食べる、ジューシー肉圓
福記肉圓 |
■果物屋「莉莉」でマンゴーカキ氷
さて、お次は…フルーツが山盛り
福記肉圓の隣にある、果物屋「莉莉」です。前回来た時は、リフォーム工事中だったのでこの果物屋の存在自体知らなかったのですが、なんと台南の有名店だったんですね。
新しくなった、果物屋「莉莉」 |
マンゴー牛乳カキ氷(芒果牛奶冰)!
今年2013年は、マンゴーの時期が早い!5月上旬でもうマンゴーが食べられます。このお店では、カキ氷にライム(写真左下)を絞って食べられます。甘いカキ氷もスッキリ!更に、上に乗っている緑色のものは芒果乾。乾燥マンゴーです。甘さと酸味のある、漬け物のような味で、これも甘いカキ氷に良いアクセント。さすが名店、工夫が見られます。
マンゴー牛乳カキ氷! |
更に台南出身の友人が、果物屋で頼んだのはトマト!!
砂糖と生姜のタレに付けて食べます。デザートです!デザートトマト!
デザートにはトマト。 |
この「蕃茄切盤」(カットトマトの意味)、台南以南では良く見かけるデザートとのこと。台北では見たことが無いんですが。この発想、凄いですね。
すりおろし生姜が少しどころではなく、遠慮なく投入されているので、心してかからないと咽せるほどの生姜味。甘辛いタレと、しっかりとした食感のトマトが混ざると不思議な味。日本人の持つトマトのイメージを抑える事が出来れば、とても美味しいデザートです。
台湾人にとって、普通のでかいトマトは(どちらかというと)野菜、ミニトマトは果物。という認識らしいです。でかトマトはカットされて鍋の具材にもされます。日本のと比べて実がシッカリと固いので調理方法も違うんでしょうね。
賑わう「莉莉」の様子。 |
■安平「周氏蝦捲」
タクシーで安平に向かいます。小腹が空いた我々は先ずは蝦捲を頂きます。海老の揚げモノです。
■安平古堡(オランダ時代の城)
そして、安平最初の名所・安平古堡を見学。前回の旅では閉館時間の為、入園すら叶わず。遂に来る事ができました!!
安平古堡! |
大砲のレプリカとか |
今でこそ陸地ですが、この安平古堡周辺、当時は海だった様です。敷地内には、東インド会社による貿易や統治の歴史に関するものが展示されています。
塔からの眺め。 |
何かの塔。灯台?? |
■樹木に浸食された建物、安平樹屋
建物が、木に侵されている。。。
壁が全部…
壁と壁の隙間に入って、壁を崩して伸び続ける木々…
広いかつての貿易倉庫全体が木と一体化しております。100年程度でここまで成長できるもんなんですね。面積も広く、このスケールには圧倒されます。前にカンボジアで見た、ラピュタの城のモデル「のようだ」と言われている遺跡「ベンメリア」を思い出しました。
倉庫を抜けると、行列。
名物のソフトクリームの行列らしいです。なんで牛の居ない所でソフトクリームが名物になるんでしょうか。
奶油咖啡 |
カフェ内の雑貨コーナー |
店内。決して広くはないけど休憩に佳し |
■安平豆花
本当、食い倒れ旅行です。まぁ、台南の名物は小吃と呼ばれるスナックなので、これらを堪能しなきゃ損ってもんです。
豆腐のデザートで有名な安平豆花で、夕食前の腹ごなしです(ぇ
安平豆花 |
檸檬スライスの代わりに、檸檬の絞り汁がたっぷりかけられた豆花。檸檬の酸で豆花の一部が分離しております。食べてみると、砂糖シロップの味も豆花の味も分からないぐらいの檸檬orz
やはり初めてのお店は原味で勝負すべきだった!ちなみに、友達らのを食べさせてもらったらとても美味しかったので、檸檬以外を頼むことをオススメします。
■台南最大の夜市・花園夜市へ!
花園夜市 |
熱気ムンムン |
揚げた臭豆腐を食べる |
揚げた臭豆腐でございます。
臭豆腐! |
かれこれ1時間ぐらいブラブラできる、本当に広大な夜市。入り口は食べ物屋、徐々にデザート系が増えたかと思えば、奥に進むにつれてゲーム屋台エリア、雑貨屋台エリアと景色が変わっていきます。最後、夜市の出口の真ん前には、ドドーンとホテルが…。
夜市の出口にはモーテル |
これは凄いシステム!
ご飯に誘われて夜市に行くと、デザートや雑貨でデートを楽しみ、いい感じになった所に丁度ホテルが待ち構えているんです!ご飯から宿まで全部揃う、市民の生活密着型夜市です!!(いや、ホテルはたまたまかもしれない)
「夜市=ただの屋台の集まり」という認識だったので、この町づくりシステムには驚きました。台南すごい!
夜市も堪能すると、もう良い時間。高鐵で台北まで帰還します。
日帰りだと、あまり回れませんね。でも友人らと良い時間を過ごせました。ゆっくり遺跡や展示を観て回る一人旅も良いですが、こんな旅も楽しいものです。
帰りの高鐵 |
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