東京にしかないもの(日本人のアドバンテージ)
先日東京に一時帰国しました。半年振りの日本なので、日本であれもコレも買わなきゃって思うかと思いましたが、意外とそんなに必要なものはないのでした。こちらでも日本のものは沢山売ってるからねー。
台湾に暫く慣れてから日本に行くと色々と新しく見える点もありまして。そこで今回は、日本にしかないもの…と言う点で書いていきましょう。
1.食品
食品は、台湾でも色々と揃います。コンビニに行けばコアラのマーチ、明治のチョコやアイス、ベビースターラーメン…。外食すれば、リンガーハット、ステラおばさんのクッキー、大戸屋、吉野家…。
駐在員が行く様な(私の通常夕飯の10回とか20回分の金額を出せば=日本の居酒屋と同じ金額を出せば)ちゃんとした旨い日本料理屋もたくさんあるそうです。前にサンパウロの駐在員用の日本料亭に行った時に、日本産食材は少ないだろうに本当に日本の居酒屋のような味で驚いた経験があるので、そういったお店で食べられるであろう刺身や天ぷらなどの日本料理は、今回は除外します(高くて食べた事ないけどネ)
そんな中で、日本に行かなきゃ絶対に食べられない!と思うもの…それはコンビニパンです(笑)もちろん、台湾にもコンビニパンはありますが、パサパサで何だか不味い。マロンマロンやまるごとバナナみたいなクリームを贅沢に使ったパンはない!ランチパックでさえ最高の洋菓子の様に感じる!!
前に、カタカナ外来語は素晴らしい文化!でも書きましたが、一般の洋食が不味いこの国の店ではパン屋の菓子パンも何か日本とは様子が違うので(大抵、油っぽくてパサパサしてる。貴重な牛乳やバターもケチって何か混ぜてそう)、コンビニパンのレベルは低いのです。
なので、日本に行ったらコンビニパン!コンビニスイーツ!は必見です。(チョコやポテチはこっちでも売ってるから希少じゃない。生もの、大事)
日本は本当に、コンビニ商品の研究開発にも人員を割ける良い国なのだなぁ。
2.家電
家電の量は、やはり日本が一番。そもそもビックやヨドバシみたいに、日本/海外で売ってる家電の殆どの種類・色・モデルが陳列されていて、更に自由に実機をいじれる国なんて他にないんじゃないの!?
例えばカメラなんて、台北じゃあガラスケースに入ってるし。出して貰ってもラップで丁寧に巻かれて電源入れたりボタン押してみたりなんて出来ないもの。置いてある品数も摂っても少ないし。そもそも展示用サンプルなんて置く程、数が売れないし、メーカーのヘルプもないし。
購入前の説明・相談やサポートが日本市場は手間かかるけど、それでもまだ利益が取れる程人口が居て売れるんだろうなぁ。
そりゃあ外国人は秋葉原行くよなぁ。。。秋葉原がもっと外国人バリアフリーになれば良いなぁ。
3.服
衣類はジャパン、種類が豊富!そもそも、円が強いから欧州のものも(日本の給料を得ていれば)日本ブランドとさほど変わらない感覚で買えるし。
しまむら、ユニクロみたいな安いのから、ディーゼル、ユナイテッドアローズみたいな一般的な価格帯、ハイブランドまで本当に点数も多い。
円がまだまだ強いのに加えて、消費者人口も多く、物流で細かなSKUを捌く労働人口も居る国だから出来る技だなぁ…。
まとめ
他にも色々あるけど、このように挙げると①円が強くて、②消費者人口も労働人口も多い から、豊かな物質社会が実現されてるのだなーと気付きます。
本当、台湾は品数が少ないし、海外のブランドはユニクロでさえ高く感じてしまう…。
前に何かの本で「現代日本で生まれただけで、アドバンテージ」というのを読んだけど、同意。
本気になれば、世界で食べていけるような色々な高度な技術を身につけられる教育。強い円で留学にも行きやすい。航空券も買い易い。このアドバンテージに早く気がついて世界に視野を向けるだけで、スタート地点が他国人より有利だよなぁと思います。
自分の話に戻ると、航空券でも台北⇄東京は12,000元(台湾大卒給料平均の2分の1)。日本で買うと、東京⇄台北は5万円だとしても東京新卒給料の4分の1か…。
単純に見ればこれだけでも台湾の人より2倍は海外に行くチャンスは有るのに、昔の自分はそのアドバンテージを十分利用できいたかというと疑問。視点が変わってから気付くものは多いものです。
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