カタカナ外来語は素晴らしい文化!
カタカナ語が氾濫する…日本語の危機!なんて時々耳にしたもんですが、台湾に居るとジャパンのカタカナ素晴らしいと思わざるを得ないのです。
人名や地名なんて…
莫礼特
史匹柏
威尼斯
答えは上から…
モーツァルト
スピルバーグ
ヴェニス
カタカナのお陰で、視界に入れただけで固有名詞と言うのがすぐ分かる!でもそんな音声表記だけじゃなくて、カタカナがあることで物の認識が容易くなっていると思うのです。
中国語は、漢字しかないので外来のものにも漢字を当てます。固有名詞の場合は上述のように似た音声のものを。食べ物や機能や概念については、意味から漢字を当てます。
例えば…
水果紅酒(サングリア)
白汁煙肉意大利粉(カルボナーラ…)
果醬(ピューレ…)
それぞれ内容でどんなものか説明しております。でも起司(チーズ)みたいなメジャーじゃないものは、店によって表記が異なります。なんたって意味を漢字で表現できれば、全部正解なんですものね。っていうくらい、中華料理以外の食べ物表記は大雑把!!
上の三つもwikipediaに載ってないし。これこそが、台湾で西洋料理が不味い理由なんだと思うんですが…。言語で区別されないものは認識されないという意味で。
例えば、こちら(日本で言うところの)パン屋というものが無い。蛋糕(ケーキ)店/麵包(パン)店と時によって名前が変わって使い分けがされていないんだけど、内容は総菜パンと菓子パンとケーキを売っているお店がマジョリティ。台湾人に言わせれば、菓子パンも、ケーキも、ババロアも、東京ばななも、博多とおりもんも、全部「蛋糕」(ケーキ)。つまり、甘いパン&洋菓子全部ケーキってこと…?なので、穀物パンとか食パンとかバゲットとか、THEパン専門店って少ない(一部、独逸人が来台して開店してるみたいだけど)
なので、ケーキ、カヌレ、バームクーヘン、ババロア、ティラミス、クロカンブッシュ、カステラ…と細かく区別して認識させてくれているカタカナのお陰で、日本にいる皆さんはアジアなのにうまーい洋菓子を堪能できるのではないかと。カタカナが外来文化の受容にピッタリ大活躍なのですね、きっと!
でもね、会社での会話を聞いていると、
「這case的話…」「那個proposal是…」「價格dropped時候…」って英語をそのまま外来語として使っているんだよね。外来語が問題になるのって、自国語に語彙があるのにそれが置き換わる時だけだと思うなぁ。なので、どうせ使うならカルボナーラとかカヌレとかの固有名詞を覚えて欲しい…。
というわけで、日本帰国の時の楽しみは和食はもちろん、美味しい西洋料理/西洋菓子だったりします。
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Comment
はじめまして、ぼくも台北に住んでいるものです。
台湾の人は9割以上が英語話せるのが最近羨ましいと思っていますが、この記事を見たら日本の和製英語でも意外と利点があったんだなと思いました。日本はガラパゴス文化なんて言われていますけど、ちゃんと海外の文化も吸収しているんですね。
小太郎さん<
はじめまして。コメントありがとうございます。
9割以上の人、英語話せますか??それ、私の知っている台湾ではありません!(笑)
でも話せる人も話せない人でも、理解しよう、どうにか伝えようとしてくれる人はとても多いですね。
海外のものを吸収するのは、日本はかなりすごいなーと思います。
ガラパゴスになっちゃうのは、発信や伝えるのが苦手だからなのかもしれませんねえ・・・