台湾中部への旅 ー 台中 part.1 台中市役所、台中公園など日本統治時代の建物巡り

台中旅行まとめ1日目。全部で3日分になる予定です！

■台北から台中へ

まずは長距離バスで台北から台中まで。チケットを買ってから乗車まで3時間。更に通常2時間で着くところ、清明節の混雑で3時間半かかった…。混雑時には列車が良いですな。

■台中市政府を観光

着いたらもう16時近く。安宿・富春大飯店にささっとチェックインして、急いで観光地を巡ります。最初の目的地は台中市政府（台中州廳）＆台中市役所。元々は日本統治時代の役所です。台中駅から歩いて10分ぐらい。

■台中放送局

次の目的地へ…
スクーターを借りようと思うも、外国人NGを喰らう。他の店を探す時間に余裕もないので、タクシーで台中放送局へ。
台北、台南に続いて1935年設置された3番目の放送局。中では、展示、図書室、家具ブランドとコラボした展示などもありました。

台中放送局、入り口

2階は入れませんでしたが、この階段のカーブ、綺麗です。
あまり展示も充実していないので、建築目当てでないならあまり行かなくても良いかもしれません。

■台中市市長公館

■台中公園（気象站、湖心亭、放送電台擴音台）

ここからまた10分程歩いて、台中公園（旧・中山公園）に。1903に都市緑化計画の一環で公園が造られました。この公園の北側にある、台中氣象站。1896年に建てられて観測が開始されましたが、滅多に開放しないためか、中文のブログなどでもスルーされ気味の建物です。なので外から一応写真を撮るだけ…。

で、公園内を散歩…

更樓

アヒルさんたち。私と同じでケツでかい

公園のシンボル、湖心亭。
1908年、鉄道が出来た時の式典で、皇族用の招待所として建設されました。その時、一緒に池も拡張されたらしいです。当時は「中之島池亭」と呼ばれたとか。
また、この公園内には1912年に台中神社が出来ますが、後に移転、今は忠烈祠となっているそうです。
台湾建築本には「日本国内では公園内に神社は殆ど見かけないのに、台湾の都市公園には幾つもそういう例がある」とあり、確かに！と思う次第。神社にあまり馴染みが無かったから、人が集まる公園に建てたんでしょうかねぇ。

湖心亭

また、公園内にひっそり建っている石灯籠は、台中放送局の建てた放送電台擴音台。この手のものは、台北の二二八公園と台中公園の2つしか現存しないらしい。

放送電台擴音台

■青草街と東南アジア街

青草茶屋さん

数軒というのも、青草茶屋さんも多いけど、それ以上に目立つのがインドネシア、タイ、ベトナム系の料理屋さんやスーパー。各国語の携帯SIMカード屋とか、宅急便屋さんなど、母国サービスも充実。
そういえば台中駅周辺には、各国語での美容院、カラオケ、ディスコの看板をよく見かけます。
なぜ台北でも高雄でもなく台中に多く移民がいるのか、好奇心が湧きますね。今度調べてみよう。

■台中正老牌香菇肉焿

夕飯はガイドブックを参考に、台中正老牌香菇肉焿。

やはり、ここは看板メニューの肉焿麵＋大根の煮物を頂きます。
見た目と違って、意外とあっさり。でも出汁の味はしっかり。香菇（きのこ）は椎茸らしきものが少しだけ、少ない気もしますがメインは肉なのでまあ良しとしましょう。

台中正老牌香菇肉焿
住所：台中市雙十路一段23號

■中華路夜市

夜は、ホテルに戻って台湾ドラマをチェックw一眠りしたら夜市へゴーです。
ここは、40年の歴史があるという中華路夜市。ガイドブックには1kmに600軒あまり、と書いてありますが、あまり混雑していない印象。

というのも、このぼやけた写真を見れば分かりますが、道が広い！台北の夜市は、小道の両脇に屋台がぐわーっと並んで、竹下通りのような人の群れがむわーっと動くんですが、中華路夜市では道が広くて屋台と屋台の間隔も結構開いてる。
様子をみてると、車で走って来て屋台の前に止めて買って行く光景が。台中は車文化なんでしょうか。

で、折角来たので何か食べます。鹽酥雞！
好きなネタを選んで、その場で揚げてもらいます。肉、海鮮、野菜、甘いものと色々ありますが…

今回は、ナスと鶏肉を揚げてもらいました。
緑色に見えるのは、台湾バジル（九層塔）です。香ばしくてウマい！

で、初めて鹽酥雞屋さんで見かけた、皮蛋揚げ！
見た目はデローンとしてれば、食感もデローンとしてます。タレが掛かってるのでサクサクはしてませんでした、残念。でも、タレとニンニクが香ばしくて美味しかったです（とはいえ、この日は食べ過ぎてちょっと無理…残してしまった。一人でピータン2つ分の揚げ物は辛いかも）

皮蛋の揚げ物

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