観光:台中市政府(台中州廳)& 台中市役所
1913年に建てられた日本時代の台中州廳(州庁)。1912年に着工して翌年には完成。設計は台北州廳、台南州廳と同じ、総督府営繕課の森山松之助(wiki日本語:森永松之助) 。
一見、前面は白い建物。元々は台北州廳、台南州廳と同じく紅白のコントラストのある外見だったのが、戦後に白く塗られたらしい。側面や、内部は今も紅白の壁が見られます。
今は台中市政府は新しい建物に移転、臺中市政府環保局がオフィスとして使ってるらしい。
入り口 |
1階平面図 |
2-4階平面図 |
中に入ると、右手に警備室。入ると記名を求められます。現役の役所なのに、祝日でも入れるのは良いですなぁ。
1階の廊下 |
1階廊下は開放的。南国だから風通しを良くしてあるのかしら。颱風の時は大変そうだなぁ。夏に来てみたい。
1階廊下 |
中央階段 |
階段を上がったところの柱 |
中央以外の階段 |
中央以外の階段 |
ああ、この穴。かわいい。
2階からの眺め |
2階から中庭を撮影。もっと晴れた日には、青い空との対比が綺麗なんでしょう。
2階の廊下 |
こんなオフィスで今の時代、毎日働いてみたい!古いスーツに髪は7:3で出勤したい!!
実際は、すきま風とかで不便なんだろうけど
2階のドア |
ところで、市政府の隣には旧台中市役所があります。戦後は、台中市二二八処理委員会、国民党地方党部が使用。1980年に市政資料館となった後、市府新聞室、交通旅遊局辦公室を経て、修復の後、台中の歴史を展示。
なんですが、行ってみると修復中の為閉館中とのこと。残念。あとで文化資産管理中心のウェブサイトを見てると「不開放」って書いてあった。こーゆーのは行く前に最新情報をチェックするべきですね。
いつもバスの中でガイドブックを見るからなぁ…。市政府の隣でよかった。
台中州廳
住所:台中市西區民權路99號
開放時間:8:30-17:30
台中市役所
住所:台中市西區民權路97號
開放時間:8:30-17:30 (2013年4月現在修復中、開放なし)
文化局の台中市役所紹介ページ
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