台中の安宿:富春大飯店
長距離バスで台中に到着した私。一人、街ブラの旅なのでホテルは安さが勝負です。
ネットで予習したところ、台中は安宿天国らしい(もちろん、高級ホテルもありますお)。台北では、どんなに安くても1泊700元ぐらいからなのに、300-500元の価格帯がひしめき合ってるとのこと。なので、安心して予約もせず乗り込む!予定でした…
が、この週末は清明節の4連休。バスの切符を買った時に予想外の帰省ラッシュに慌てて、台北にて目星を付けていた300元ホテルに電話。すると空きがないとのことで、急遽予約をした別のホテルが今回の「富春大飯店」(fu-chun hotel)。
台中火車站を背にして、左斜め向かいにビルが見えます(左のタクシーの奥に見えるやつ)。なんか大きそう。
立地は最高。駅前!バス停いっぱい!!一階にはタピオカミルクティーなどのお茶が買えるドリンクスタンド、向かいにはセブンイレブンもある。
1階の受付でチェックインすると、鍵とテレビリモコンを渡されます。サービスでミネラルウォーターのボトルも頂きました。ちなみに、チェックアウトは正午12時だそうです。
看板には「お部屋は520元から」とあったけど、私のお部屋は620元、402号室でした。良い部屋だったんでしょうか。
避難経路図 |
エレベーターから降りるとこんな感じ。各階にカウンターがありますが、人はいません。4階にはゴミ箱がありますが、他の階には冷蔵庫や冷水機がありました。
なんだか地方の寂れたビジネスホテルみたいですね。
部屋に入ってみますた。
(※調度品や設備などは部屋によって違いがありそうなので、参考まで)
部屋は、カビ臭くもなく、埃っぽくもなく。古いながらもきちんと掃除されている様子。台湾は湿気が凄いので、1000−2000元レベルのホテルでもカビ臭かったりするのでこれは少し驚き。4階だからなのか、蚊もいませんでした。
ベッドはセミダブルサイズ。1人なら十分、2人でもOKです。
シーツは少し年季が入ってますが、ちゃんと洗濯されている様子。変な薬や洗剤の匂いもないし、痒くなったりはしませんでした。
ベッドサイド。コンセントもちゃんと使えました。
左の電気スイッチ、つまみで明るさフェード出来る仕様だったんでしょうか。壊れて使えませんでした。部屋の電気on/offのみ。でもベッドの手元で電気操作できるのはありがたい。
電話は外線も掛けられる模様(有料)。
ベッドからは、テレビが見られます。…ちょっと位置が高い。
第四台(ケーブルテレビ)加入なのでNHKやCNN、ディスカバリーなども見られます。このお陰で旅先でもドラマ兩個爸爸を見られました、ありがとうございます。
テレビ台の上下は、クローゼット。ハンガーも3つほど入ってました。
テレビ前にはテーブル。
さて重要、水回り。
ハンドタオル2枚、バスタオル2枚。これもシーツと同じく使用感たっぷりだけど、ちゃんと洗濯されてる様子。水の勢い、お湯も問題なし。
アメニティは、歯ブラシ2つと石けん1つ
右側にはバスタブ!!!!
シャワーカーテンがありませんが、そこは少し気をつけてシャワーを使えば済むところ。むしろカーテンがカビ臭くなっているよりは、よほど快適。
栓もちゃんとして、半身浴をしました。
バスタブ、台湾人は浸かる文化がないので、ただのシャワー用の足場になってることが多いんですが、ちゃんと湯船に浸かれるレベルに綺麗でした。
台北の水道水、直ぐに水垢が溜まるんだけど、これもなかったなぁ。掃除がシッカリしてるのか、台中の水がいいのか(笑)
ちなみに、風呂場の電気をつけても、換気扇の音はせず。故障??
でもカビやトイレ臭はなかったので、常に少しずつ排気してるのかも?
ちなみに、写真は取り忘れたけど鏡台がサイドテーブルの隣にありました。鏡台の上には、櫛と髭剃りが一つずつ。
ドライヤーはありませんでした(次回、聞いてみる価値はあるかもしれませぬ)
窓からの景色はこんな感じ。台中駅前を一望できます。
ちょっと右側を頑張って眺めると、台中駅舎が……わかりますでしょうか。
ドアの鍵。2重ロック。
写真は忘れましたが、いくつか補足を:
・私の部屋では、廊下外の音は結構聞こえましたが、両隣の声はあまり聞こえませんでした。テレビ音がほんの少し聞こえたぐらいです。部屋の位置にも依るんでしょうが、よっぽど音が激しくない限り、概ね安心な印象。
・台中駅前なので、車の音が結構する。日中は寝られないレベル。地方都市なので22時過ぎには静かになってました。(とはいえ、神経質な人には辛いレベルかもしれません。私は問題なし、安眠レベルでした)
・窓は開けられません。正確には、開けようとしたけど固くてコツが要りそうで、力任せに開けると窓が落っこちそうな気がしたので止めましたw
窓から少しすきま風があったのが気になりますが、まぁ古い建物ってこんなものでしょう。カーテンはありませんが、窓の手前にある襖で光をシャットアウトすることができます。
・エアコンは、壁にあったオン/オフスイッチのみ。スイッチが3つ並んであったので、3つのスイッチのうち幾つオンにするかで温度調節ができる様子。ビル全体で使ってる冷房を、部屋にどれだけ開放するか、というシステムでしょうか。これもカビ臭くなかったので良かったです。
・部屋の壁に、「外出時は部屋の鍵をカウンターに預けてください。紛失防止の為です。紛失した場合、鍵の代金を頂戴します」と貼ってあった。
だけど鍵は預けなくても、カウンターを通れたので問題なさそう。この鍵、ちょっと重いので持ち歩くのは大変だけど。
予約:
よっぽど繁忙期でない限り、飛び込みで行っても大丈夫だと思います(最悪、他の安宿も多いので)。確実にしたい場合は事前に電話で。
私は中国語を使ってしまいましたが、こちらのウェブサイトを見るとおばあさんはカタコト日本語が出来るとあります。チャレンジしてみてください。
富春大飯店の情報:
台中市中區中山路3號
04-2228-3181
大きな地図で見る
富春大飯店に関する参考リンク:
台中旅行記
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