台湾で日本映画をみたー：テルマエ・ロマエ

公開日： 2012/09/01 : 最終更新日：2014/02/18 映画

昨日台北で公開となった「テルマエ・ロマエ」です。中文タイトルは「羅馬浴場」

台北の劇場では、アメリカ映画しか観た事がなかったので、日本映画を台湾で観て感動しました。

何って、中文／英語の2つの字幕が付いているんです！！アメリカ英語には、普通に中文字幕しかないけど、日本語映画には２カ国語字幕！きっと中文映画やフランス映画にも英・中字幕なんでしょう。素晴らしい！！

海外で暮らす外国人にはこれほど嬉しいものはない。日本もコレやれば、外国人の友達とも映画行き易くなるだろうに。

そして…台北の映画館では、笑う所は笑うという文化があります。いや、文化というか笑いたいから笑っているだけで、自然な態度か。むしろ、どんな場面でも「静かな鑑賞マナー」を求められる日本の劇場の方が独特な文化だったりするんだろうか。

そこで、日本だったら「あー設定おもしろいね」「あー、捻ったね」「あー漫画っぽいなあ」と冷静に観ちゃうところでも、皆さんドッカンドッカン笑っていたので、反応が分かり易かったです。

漫画原作の映画って、実写だと不自然なところが多くなってしまいますが、日本の漫画文化が染み込んでる土地ならではの反応なんでしょうか。他の国だと、どう受取られるんだろー。そうそう、関係ないけど最近は漫喫に入り浸っていると、ほぼ95％日本の漫画。島耕作シリーズが全部揃ってたり…凄いなぁと思ったばかりです。

しかし、国際的な映画賞も取っていない日本の映画が、メジャー系も単館系も、ここまで沢山公開してる国は無いんじゃなかろうか。コミックはこちらで発売されて久しいし、宣伝も各所で見かける。テレビのニュースでも「（結婚できない男でお馴染みの）阿部寛の裸！！」と騒いでいた（大衆向けニュースは、ワイドショー並。政治経済は取り上げられません）。

行って良かったー。

ちなみに、映画自体は、まぁ面白かったけど時間つぶしにーって感じでした。

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