台北カフェ:滿樂門

公開日： 2013/05/23 : 最終更新日：2014/12/01 台北カフェ台北カフェ

落着くカフェを求めてどんぶらこ、今回は日本人歓楽街の近い、中山駅附近の老建築カフェ、滿樂門へ！

長安西路と中山北路の交差点にございます。台湾のカフェ本によれば、この中山北路はもともと圓山にあった台湾神社の参道だったとのことです。

カフェ本には多く取り上げられているお店なので、期待大。

滿樂門

一階の様子。扉や窓がいい具合にくすんでおります。

コーヒーとチーズケーキ。

私はコーヒーの味にうるさくないので、分かりませんが。チーズケーキは固くて「ああ、日本のコンビニのチーズケーキの方がおいしいなぁ」という感じでした。ケーキの他にも食事も頂けるようです。

土曜の昼だったのに、台北にしては混んでいなくていい感じです。壁には、日本時代の建築や、修復ポイントが解説付きの写真が飾られています。興味深い。勉強になります。

でも、何か古建築っぽくない…。

このお店、2006年に店主が脱サラして古建築を修復してカフェにしたそう。なるほど、外観はそれっぽくても内装が新しいはずですね。

本当に人が少なくて、立地も良くて良いカフェ。
でも新しい内装と、チーズケーキと、どこか不釣り合いな家具が気になる。（IKEAじゃないと思うけど）IKEAの椅子を古建築に並べて、無理矢理カフェにしてしまいました！みたいな不安定感。
客席の近くに、ドデーンと置かれた家庭用冷蔵庫や、「なんとなくオシャレなの好きでしょ？」と言わんばかりに壁に掛けられたエレキギターやサックスが、老建築感を邪魔しているような気がします。

でも、一部だけ内装も老建築のこだわり。柱が昔のレンガのを剥き出しにさせていたり。うーん、やっぱり外から店を眺めている方が幸せだなぁ。