[花蓮]食べる花、金針花を見られる六十石山
先日、初めて台湾の東側、花蓮(ほあーりえん)に行ってきました。
花蓮は、台湾の中でも自然が残る、風光明媚な場所として国内旅行に人気です。太魯閣(たろこ)は、激しい渓谷で有名。都市部の台北観光に飽きた外国人にも、人気の観光地だそうです。
しかし今回はバスツアーに参加したので、流れに付いて行くだけで、あまり場所を把握していませんがw
それでも、特にこの六十石山は素晴らしい!
広がる花畑♪
花を拡大するとこんな感じ…
写真愛好家クラブの方々が雇ったと思われる、花を収穫するモデルさん。立ち入り禁止の柵を乗越えて撮影されてましたw
六十石山について
この六十石山、8~9月が金針花の開花時期にはたくさんの観光客が訪れる名所です。
海抜約800m。六十石山の名称の由来は、現地の観光ガイドさんの話(台湾語だったw)を友達に翻訳してもらったところ、日本統治時代にはこの地域の農作の収穫量が60石(ごく)だったことから、と聞きました。または、ふもとに巨石があることからとの説もあるようです。
日本人ゼロ、台湾人と行ったので仕方ないんですが、現地のガイドさんがノリノリになると台湾語での説明になるので、ほぼ分かりませんでしたw
金針を食べる!
台北でもよく食べられる、ポピュラーな食材の金針。スープや炒め物にされます。少し、漢方食材的な立ち位置でしょうか。
ふもとの金針販売所で、試食の料理が振る舞われました。これはキクラゲと金針のスープ。
見た目はクニャっとしてますが、噛むと意外にもシャキシャキとした歯ごたえがあります。
収穫されたばかりの金針。すぐ使うならこのまま調理しても良いですが、
保存に適する、乾燥パックはこんな感じです:
ずっと野菜だと思ってましたが、花なんですね。生では食べられないらしいので、火を通してからとのこと。
近くの屋台では、金針の揚げ物を売ってました。台北では、見た事無いので、さすが産地直送。シャキシャキ香ばしくて美味しいです。あ〜、近所の鹽酥雞(揚げ物屋さん)で売ってたらもっと通うのに…。
ちなみにこの屋台、揚げ物の他に、金針涼盤(冷たい和え物)とか、金針香腸(ソーセージ)なども売ってました。美味しそう…。
金針の効能
ほぼ全ての食材には、漢方食材としての効能や属性がありますが、金針は枸杞(クコの実)や當歸(当帰)のように、漢方料理の食材として意識されて使われることが多いです。
憂鬱なモヤモヤを解消して、安眠にも良いらしい。
頻繁には食べないので、効能を実感したことはないけど、美味しいので、うちにキッチンがあれば金針を山ほど買って帰りたかったなぁ…。
六十石山の情報
住所:花蓮縣富里鄉竹田村
交通は、台鐵(台湾鉄道)東竹駅から5kmぐらいでしょうか。花蓮駅からは、花蓮客運というバス会社の山線班車”花蓮新站-富里”間の路線に乗って、竹田站で降りられます。
ただ山道で登山になるので、歩きはオススメできませぬ。駅前でタクシーを拾うのが良いと思います。
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Comment
綺麗なところだねぇ!
たそさん<
はじめまして!
一歩台北を出ると空気も景色も良くて。良い所でした〜